就活生と忙しいサラリーマンのための情報ブログ

電力業界社員が不定期に情報発信

働き方改革のアピールにだまされるな

 今や、就活生の会社を選ぶ基準として「ホワイト企業」であることを優先している。各会社では働き方改革をアピールして学生の呼び込みに必死であるが、そのほとんどが上っ面だけの働き方改革だと思った方が良い。
 私の職場も法律により時間外の制限、有給5日消化が必須となり、会社をあげて働き方改革を全力でアピールしたが、それから1年、2年経ち、働き方改革はどこ吹く風状態です。上層部から工事の工期短縮の指示は飛んでくるし、全体工程を直前になって変えられて工事工程の再検討や請負業者と再調整したり。
 今、経営層になっている人たちは「若い頃は、会社に寝泊まりしてやったものだ」と豪語する人たちなので、本気で働き方改革を進めるつもりはありません。この人たちは家庭より会社第一で今まで働いてきたので単身赴任は当たり前。子供は嫁に任せておけばよいと考えていて、国の法律が変わろうが世間が騒ごうが自分たちが築いてきた道が正しかったと信じています。
 働き方改革は会社の公式発表ではなく、足を運んで懇親会やOB訪問でリアルな話を聞くことをお勧めします。
 私の勤める電力会社はサービス残業の抜け道システムがあってサービス残業やり放題です。しかし、別の某電力会社に勤める友人の話では、タイムカードどパソコンのログの2重管理で絶対にサービス残業ができない仕組みになっていると聞いたので電力会社によって仕組みが全然違うことを知りました。