就活生と忙しいサラリーマンのための情報ブログ

電力業界社員が不定期に情報発信

アフェリエイトを目的としたいい加減な就職情報サイトに注意

 ふと、自分の勤める電力会社の採用実績校を調べようとgoogleで検索したら、一番上には電力会社のリクルートページが表示されるのですが、2番目以降はアフェリエイトを目的とした就職情報サイトが連なりました。

 複数の電力会社名で検索してみても結果は同じ。内容を良く読むと四季報や電力会社のリクルートページを見れば誰でも知れる内容ばかり、そして、有料の就活情報サイトや書籍に案内するものばかりでした。

 一番驚いたのは、明確な学歴フィルターはありませんと書かれれているところ。一般職と総合職の採用の違い、技術職と事務職の採用の違いも全く説明されていませんでした。学歴フィルターはありませんと強調することで、情弱のFラン大学生を狙って情報商材を買わせようとしているのが目に見えます。

 私は電力会社15年ほど勤めていますが、断言します。

 高卒、高専卒は学校推薦枠がある一方、大学卒以上は学歴フィルターはあります!だけど、ここ数年は就活生の売り手市場、人手不足で年々出身学歴が下がっているのは確かです。総合職採用の場合、国立、早慶、MARCH、関関同立以上でないと採用されません。(たまーに例外はあるが。)大卒一般職の場合でも、日東駒専産近甲龍が最低ラインと思われます。

 底辺大学で電力会社に採用されたいなら、大学スポーツで高い成果を出すとか、TOEICが800点以上とか簿記1級持っているとか、普通の人にはない何かがないと難しいと思います。

 うその情報に惑わされないでください。