就活生と忙しいサラリーマンのための情報ブログ

電力業界社員が不定期に情報発信

電力会社の「副長」という役職

こんにちは。にくまんです。

 

今日は電力会社の「副長」という役職についてご紹介いたします。

 

なぜか電力会社には一般企業のように「主任」「係長」という役職がなく、ヒラ→副長→課長→部長という役職しかありません。たまに例外で発電所の運転員は班長、主任、副当直長、当直長っていう役職もありますが、本当に例外です。

一般企業でいう係長と課長代理の間くらいのポジションでしょうか。

副長は管理職ではないので、残業は支給されるし、組合員となるので、一応労働基準法で保護されています。

副長に昇進するためには、年齢の目安は大卒・院卒で30代後半、高専卒で40代前半、高卒で40代後半。人並みより優秀であれば平均年齢より早い場合もあるし、人並み以下であれば定年までヒラままの場合も。

大卒だとほとんど平均的に昇進していきますが、やはり周りとのコミュニケーションが著しくとれないような「ちょっとおかしい奴」は永遠にヒラの場合もあります。

私の職場にも50代前半の東大卒のヒラが…

かくいう私は今年、「副長」に昇進いたしました。課内では筆頭担当として勤務管理と業務計画以外の現場業務を仕切っていたので昇進は時間の問題でしたが、そのまま課内で昇進するのかと思いきや玉突きで他の部署に異動となりました。

私は院卒30代後半での昇進ということで平均的な出世コースで、同期と比較しても平均的かなというところです。

さて、副長っていったい何をするのか。簡単にいうとマネジメント&プレイヤーです。部下の業務と勤務管理。課内の業務や業務目標のとりまとめ。部下が手一杯であれば副長がプレイヤーとして業務もこなします。課長が放任主義だと副長が他部署や幹部との調整もこなすし、逆に課長がバリバリ動いてくれる人だと副長はかなり楽です。あと、部下が優秀だと決定書の書類チェックも楽ですね。

月収はどれくらい上がるかというと、管理手当が2万円ほど。あとは年齢や等級の上昇に伴う昇給が1万円程度で合計3万円程度です。

また、激務だった前部署からほぼ定時上がりの今の部署に異動したため、年収は昨年より100万円ほど下がりそうですね。住民税や社会保険料等も昨年の給与水準で引き落とされるので、まじで貧乏です。

投資信託は毎月8万円くらいぶっこんでたけど、今年は様子見ながら減額して調整したいなと思っています。