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技術職に向いていない人の特徴3選

 技術職に向いていない人の特徴TOP3を紹介していきたいと思います。私は10年以上電力会社の技術系社員として働いて、5年以上設備保守の仕事をしてきました。設備管理の部署にいて、同僚でこいつは設備管理の仕事の向いていないなぁっていう人を何人も見てきたので、経験を踏まえて紹介したいと思います。ただし、"仕事ができない人"ではなく、"技術職に向いていない人"という視点で紹介しています。
ではさっそく、
No.3 図面を読むのが苦手な人
技術職では図面が読めないと仕事になりません。トラブルがあった場合は、展開接続図や構造図から原因を推測し、メーカーと修理の調整をします。また、設備を更新する際は、既設装置の外線の取り合い、寸法、製作仕様などを図面から読み取り、発注仕様書に落とし込んで受注業者と設計の打ち合わせを行います。
 新入社員の頃は当然図面なんて読めなくて当たり前で、経験を重ねていくと読めるようになるのですが、中堅社員になっても図面を読み取れない人は全く仕事になりません。図面を見なくてよい部署に異動することをお勧めします。
No.2 想像力が乏しい人
工事を行う際には、影響する関係部署と事前に調整したり、社内に注意喚起の周知を行ったりする必要があります。これも経験を積めば分かってくるのですが、どのような工事になるのか、その工事がどのように周りに影響するのか想像して調整しなければなりません。想像力が乏しいと、いつも工事が開始されてから他部署から苦情が来て再調整することとなったり、そのせいで設計変更して工事費用が増額になったりすることもあります。
No.1 メカニカルなものに興味がない人
これは、No.2やNo.3に間接的に通じるものがあります。そもそも、メカニカルなものに興味がないと、工事内容も理解できないし、図面も読めないし、トラブルが起きても対処できないし、メーカーと専門的な内容の濃い打ち合わせを行うこともできません。技術系社員って皆が皆メカに興味があるわけではなく、たまたま数学が得意で、なんとなく工学部に進学したとか、なんとなく高専に進学して就職したそういう人も多いです。旧帝大卒の高学歴な人はメカに興味なくても頭の良さで仕事を勧めていく人もいますが、やはり、めちゃめちゃ設備に詳しい人とか、工事の調整がうまい人、トラブルシューティングが上手な人ってメカ大好きな人が多いですね。私の今の職場だと、プライベートで車やバイクいじっている人、自作PCが好きな人、プログラミングが得意な人、家電マニアとかですね。
(意外なのが、電験の資格もっているのに仕事できない人が時々います。こういう人って勉強は得意だけど、やっぱりメカに興味がないんですよね。)
まとめ
技術系の職場では、どんなに頭が良くても、どんなに勉強が得意でも技術的センスが重要になってきます。技術的センスって努力して身につけれるものではなく、体に染みついているもの(性格)だと思います。もし、技術的センスが無いという自覚を持っているのであれば、メカとは距離を置いた業種、職場を希望された方がその人にとっては幸せかもしれません。