就活生と忙しいサラリーマンのための情報ブログ

電力業界社員が不定期に情報発信

取引先の営業マンに求めるもの

 営業マンになりたい人、または現在営業の仕事をしている人はどういう意識を持ってますか? 
 接待がうまい人?
 お酒の知識が豊富でゴルフができる人?
 答えはNO。
 私は、仕事上設備の更新や設備の点検等の工事の計画、発注をする立場で、頻繁に取引先の営業マンと設備の仕様や費用の打ち合わせを行うことが多いです。
 その中で、私が営業マンに求める質(能力)を紹介します。
 <結論>
 1.提案力のある人
 2.根拠を説明できる人
 3.レスポンスが速い人
 1.提案力のある人について
 例えば、ある電源装置を12月1日までに欲しいので見積もりを作ってほしいという場合に、指定の電源装置の期限までの納入が難しい場合、「1か月待っていただければ、納品は可能ですが、他の同等製品だと納期が間に合いますがどうでしょうか?」とカタログや図面を添えて提案してきてくれる人です。また、欲しい製品が生産中止で、代替品を提案してきてくれる人です。
 一見、当たり前のように見えますが、意外と多いんですよ。「納期が間に合わないのですが、どうしましょうか?」とだけ返答してくる営業マン。意外と多い。お客からしたらそんな回答誰も求めてないから!と突っ込みたくなります。
 2.根拠を説明できる人について
 見積もりでは、必ず人件費や手数料等が記載されているわけですが、その根拠をしっかり説明できる人。これも、説明できない営業マンは多い。
 「工場側がこの金額じゃないと無理だと言っているんです。」っていう営業マンの多いこと。そんな回答じゃなくて、内訳の根拠を説明できるようにしてくれ! こちらだって、発注の決定を上司にもらいに行くときに、費用の根拠、費用の妥当性の説明を求められるんだから。
 3.レスポンスが速い人
 当然と言えば当然ですが、見積もり依頼をして1週間以内に見積もりを提示してくれる人。物よっては、2週間、1カ月かかるものもありますが、その途中経過をしっかり報告してくれる人。
 これも多いです。見積もり依頼を引き受けておきながら、放置する営業マン。まじでイライラします。
 以上、営業マンに求める質でしたが、紹介したダメ営業マンは、大手大企業メーカーの営業マンであることが多いです。特に、既設設備の補修部品や点検に関わる見積もりに関わるものです。どうせ、うちにしか発注できないからと足元を見て、高額な見積もりを出してきたり、怠慢な営業だったりします。
 こういう怠慢な営業を行う会社に対しては、将来設備を更新するときは、お前のとこの設備はぜったい採用しないから!といつも心の中で呟いています。