父親からの教え(お金にまつわる話)
父親は田舎の私立大学経済学部卒で中小企業の営業マン。そして私は普通のサラリーマン家庭で育ちました。
父が若い頃の給料は少なく、3人兄弟で両親は共働きという環境です。
小さい頃から父親に言われていたことがあります。
・借金はするな。
・借金の保証人になるな。
・大学は工学部を目指せ(工業高校や高専はダメ)
社会人になる前は
・給料は10%を天引きして貯金しなさい。
・お金は貯めれるうちに貯めておきなさい。
・株は貯金したうえで余ったお金でやりない。
・お金は汗水垂らして稼ぐもの。あぶくぜには人生を狂わせる。
・アパート経営には手を出すな。
相続に関しては
・土地は絶対に売るな まず貸してお金になることを考えろ。それでも税金でマイナスになるなら売りなさい。
最近読んだバビロン大富豪の教えや、リベ大お金の大学で言われていることとほぼ同じことを小さい頃から教えられてたんだなぁと父親の金融リテラシーの高さに驚きました。金融リテラシーは学校では教えてくないのでまさに両親から受け継がれるものなんですね。
ただ、唯一両親の足りなかった知識は、「米国・世界インデックス投資をするべき」と、「ぼったくり投資信託(窓口)は買うな 」、「無駄な保険には入るな」ですね。定期預金や貯蓄保険でお金が増えていた世代なので無理もないかもしれません。先日父親と話した時に「実はぼったくり投資信託や仕組債で数百万円溶かしている」という話を聞いたときは、もっと早くにリベ大と出会っていればと思いました。今では父親も毎日リベ大を視聴しているそうです。
おかげさまで、私は電力会社に入社でき、30代半ばで資産3000万円(預金、証券、年金等)を達成しました。
祖父の代に建てた鉄筋コンクリートの家で二世代同居だったということもあって、父親は借金に関しては一度もしたことがなく、車も家の改装もすべてキャッシュで支払ったそうです。