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電力業界社員が不定期に情報発信

電力会社に就職で必要な資格   無し!

 就活生から必ず聞かれる質問は、「就職に有利な資格はありますか?」
 結論は、「就職に有利な資格はあるが、無くても問題ない」です。
 私が働く電力会社で有利な資格はTOEIC700点以上、電気主任技術者3種~1種、原子炉主任技術者、放射線取扱主任技術者1種
 これらは難関と、準難関言われるレベルなので、大学生で取得している人は少なく、大学生で取得して入社してくる人は稀にいるくらいです。
 電気系技術者で入社する場合は、事業所ごとに電気主任技術者を配置しなければならず、特に特別高圧を扱う事業所では第一種電気主任技術者が必要です。1種は実力で取得するのはかなり難関なので、電気主任技術者3種を自力で取得できる能力または、実務経験で取得できる学科の授業の単位をすべて取得していると有利です。電気主任技術者3種があれば、段階的に実務経験で2種→1種を取得可能です。
 私が大学生で取得した資格は、危険物取扱者乙4種のみで、TOEICは300点代レベルでした。乙4に興味持ってくれた会社は建設機械メーカーだけだったかな…
 私は電気主任技術者1種を実務経験で取得するための単位は取得していたので、これは有利に働いたかもしれません。(死ぬ気で落とした電磁気学を再履修しといてよかった)
 入社後も、自己啓発で資格取得は推奨され、業務命令の場合はすべて会社の負担(交通費、宿泊費も含めて)で取得できます。電気主任技術者やボイラー技士なんかはよく社内で講習が開かれていたりします。
 英語が得意な人は、優先的に海外の派遣や出向になったり、海外と取引する部署に配属される傾向が強いです。
 TOEIC500点、600点代、自信満々に「私は英語が得意です」なんて自己アピールしていると、笑われるので絶対やめましょう。英語のレベルについて面接官に聞かれたら「英語は苦手ですが、外国の人と仕事でコミュニケーションを取れるように英語の勉強を今以上に頑張って英会話できるようになりたいと思っています。」が模範解答です。