就活生と忙しいサラリーマンのための情報ブログ

電力業界社員が不定期に情報発信

1年間の貯蓄額とポートフォリオの変化

久々の投稿です。
2021年2月末の資産額は3200万円。2022年3月21日現在の資産額は3500万円を超えました。1年間で約300万円を貯蓄できたことになります。年収850万円、所得600万円ですから、生活費は単純計算で300万円。株式の利益分を考慮すれば320万円くらいでしょうか。
2021年2月末と2022年2月末の投資先ポートフォリオを変化は画像のとおりです。
銀行預金割合が7%減り、外国株式の割合は5%増と大きく占めています。元本保証口座を除くポートフォリオで比較しても、外国株式が11%増となっており、毎月積み立てているSBI証券の積立NISAと楽天積立投資信託で、S&P500、全世界株式、楽天VTIの影響が大きいですね。
202102_202202比較ポートフォリオ3.jpg
個人的に国内株式の割合は元本保証を除くポートフォリオで15%程度にしておきたいので、しばらくは国内株式は買い控えようかなと思います。
早期退職を目指して資産形成頑張ります。

だまされてはいけない中堅以下大学の就職実績

世の中の大学の就職実績は関関同立MARCH以上とそれ未満で多く異なることはこれまでにも述べてきたとおりです。しかし、産近甲龍日東駒専以下の大学のHPで就職実績を見ると、鉄道各社、電力各社、銀行、保険会社等大手の名前がずらりと並んでいることに驚きます。
私の母校の就職実績を閲覧すると、各企業の一般職か総合職かちゃんと区別して記載していますが、上述した大学ではその区別は一切されていません。最近は、高卒で就職する人が少なくなったこと、高卒のトップクラス以外は軽い知能障害や学習障害を持っている場合が多く全く使い物にならないため、人材不足の昨今、現場職や一般職で大卒採用が増えてきています。
20年、30年前は一般職は女性の職業!というイメージが強かったですが、男女差別の撤廃により男性も一般職に応募できるようになっています。
一般職や現場職は高卒と同じ仕事をしながら給料がほとんど上がらないこと、同期の総合職採用が自分より先に出世していって自分の上司になったりする場合があったりなど職場環境が恵まれていないということは抑えておくべきでしょう。
例えば、保険会社の総合職入社と一般職(営業職)入社を比べると、高学歴入社は現場で数年営業経験した後、本社で商品の企画やIRなど経営の中枢の仕事をするのに対し、低学歴入社はずっと現場の営業窓口で高いノルマを課されて毎日お客様にあいさつ回りしたり保険の契約、払い戻しの手続きをしたり、交通事故の過失割合で他の保険会社と喧嘩したり… 特に営業職は離職率がとても高いので幅広い大学から採用されているようですね…
銀行なんか分かりやすくて、窓口で受付している人たちは皆一般職です。総合職は裏方で法人営業やっています。
電力会社も営業所や支店の担当者はほとんど一般職ですね。事務系の総合職社員は本社で経営中枢の仕事をしています。

就活で警戒される地方出身者

 私は地方出身ですが、全国展開の企業や私の地方に拠点をもたない会社からは、面談や面接でかなり警戒されました。他に受けている会社を聞かれて、地元の企業名を挙げるとさらに警戒されました。
 具体的な会社名をあげると身バレしてしまうので言いませんが、地方出身者を警戒する理由は、親の看病や遺産相続など家庭の事情で退職する人がめちゃめちゃ多いからです。特に私は長男だったのでかなり警戒されました。
 幸いにも実家近くに姉が住んでいるため介護は問題ありませんとか、最悪の場合は親を呼びますといって乗り切りましたが、JR某社だけは快く思われなくて2次面接で落ちました。
 参考になれば幸いです。

JR総合職の内定を頂くために必要なこと

 10年も前の話なので今とはだいぶ違っているかもしれませんが、過去の記憶をたどりなかがらJR総合職の就活をうまく進めるコツをお伝えできればと思います。
 twitterや前回の記事でも書きましたが、JR総合職はJR東日本JR西日本JR四国JR貨物の4社にエントリーし、東日本は2次面接で落ち、西日本はリクルーター面談落ち、貨物は内定をいただき、四国は選考辞退しました。その時の失敗経験も踏まえてお伝えできたらなと思います。
まず、JR総合職の内定に必要なこと結論から
1.学歴
2.リクルータとの繋がり
3.自己分析と希望職種が一致していること
4.時間、連絡厳守
5.鉄オタ封印
の5つです。
1.学歴
 これはJRに限らず大手有名企業はすべてこれ。東大、京大、早稲田、慶応、旧帝大、MARCH関関同立、地方国立の順番に優先的に説明会やエントリーを受け付けます。Fランは論外です。
2.リクルータとの繋がり
 いろいろな業界を受けて、大学や研究室に訪問してくるリクルータとの繋がりが他の業界と比べてとても強いと感じました。特にJR西日本JR東日本はリクルータの推薦がなければエントリーすらできない状況でしたね。(東大、京大は推薦がなくても簡単にエントリーできる模様)リクルータとの繋がりは研究室のOBや大学での個別会社説明会(座談会)で名前書いておけば後日、喫茶店でリクルータ面談があります。そこで、志望度や希望職種やプライベートなことなどざっくばらんな感じの面談です。これが第一の関門です。
 なぜJR東海を受けていないかというと、リクルータ面談に持ち込むことができず、エントリーする機会すらなかったからです。
3. 自己分析と希望職種が一致していること
 これはどこの会社でも共通ですね。運転手や駅員希望なのに総合職にエントリーすれば確実に落とされます。逆もしかりで、企画、営業、研究開発の仕事がしたいのにプロフェッショナル職にエントリーすれば確実に落とされます。
4.時間、連絡厳守
 鉄道業界は時間、連絡にとても厳しいです。リクルータとの待ち合わせ時間に遅れてくる人、着信があったのにすぐに折り返さない人(又はすぐに電話に出れない人)はその時点でアウトです。私の失敗談はJR西日本で、リクルーター面談が終わった翌日、電話がかかってきたのですが、ちょうど他の会社の懇親会に参加していて、電話に出たものの、「今他社の面談を受けているので後でお願いできますか?」とお伝えして、先方も了解していただきました。最悪だったのはそのあとで、その会社の懇親会に参加した後、OBに連れられてオッパプに行ったばかりに、おっぱい揉んでる最中にリクルータから電話がかかってきて、変な音楽が流れているところで電話に出ることができず、無視したところ、それっきり電話がかかってくることはありませんでした。また、先方は非通知だったのでこちらから電話をかけなおすこともできず、その時点でリクルータ選考で落ち、エントリーすらできませんでした。
5.鉄オタ封印
 ふたを開けれ見れば鉄オタ社員は意外とたくさんいるのですが、会社幹部たちは鉄オタに対してこころよく思っておらず迷惑な存在だと思っています。面接や面談では鉄オタが好きそうなネタを誘導尋問してきますのでぜったいそれにひっかからないようにすることが重要です。JR貨物人間性(コミュニケーション力)がしっかりしていれば鉄オタでも問題ないという感じでしたが、旅客各社はOBの話を聞く限り絶対NGとのことでした。
 youtuberで鉄道インフルエンサーであるスーツさんは、動画の中で鉄道専門高校からJR東日本のプロフェッショナル職を受けたけど面接で落とされて、その原因が「面接でいろいろ改善提案したこと」とおっしゃっていて、会社は上の言うことを素直に聞いて仕事をしてくれる人を好むので、その発言が原因で落ちったんじゃないかと自己分析されていましたが、私の感想としてはたぶん、原因は別のところにあったのではないかなと思っています。詳細は語られてなかったので想像でしかないですが、考えられる原因は2つ。
1.自己分析と希望職種の不一致
 改善提案の内容は分かりませんが、その内容が総合職が担うべき仕事だったとしたら、君はプロフェッショナル職には向いてないよねってことになります。例えば、駅ビルのテナントの誘致の提案だったとりか、新型車両の新し設計思想の取入れだとか、そんな内容です。総合職とプロフェッショナル職って想像している以上に接点が無く、全く違う次元の仕事をしています。電力会社だと総合職はプロフェッショナル職の延長線上のような仕事なんですが、職種にもよりますが、JRは総合職とプロフェッショナル職が普段顔を合わせて仕事をすることはほとんどありません。
2.うっかり濃い鉄道ネタをしゃべってしまった。
 面接では鉄オタフィルターにかけるために、鉄オタしか知らないような言動を引き出すための誘導尋問をしてきます。うっかりしゃべってしまったのではないかとも推測できます。
普通の会社であれば、論理的にはっきり説明する能力があるスーツさんであれば、簡単に内定をもらえたのではないかと推測しています。
 ちなみに、JR四国を辞退した理由は、選考の時期がめちゃめちゃ遅かったからです。大企業の内定が出そろったころから選考が開始されました。おそらく、学生から人気がないせいで大量内定辞退を避けるために、選考時期を遅くしているのではないかなと感じました。JR四国JR北海道は本当に給与や福利厚生待遇が悪いそうなので、本気で狙っている人はある程度が覚悟が必要かもしれません…
10年前の話なので、あてにならないかもしれませんが、大学のOBやみん就等で最新情報を入手しながら、JR対策をしていただければ幸いです。

就活で優先した希望業種とリクルータとの交渉術

 就活で希望する会社を決める上で、メーカーの設計開発には向いていないし(プログラミングやCADを1日中やるのは嫌)、某電機メーカーに勤める先輩からブラックだと聞いていたので鉄道、電力のインフラ系を狙って就活しました。その他勉強がてらいろんな業界、業種に応募しました。
 仕事の内容は鉄道が一番面白そうで、鉄道業界が第一志望でしたが、JR西日本JR東日本が落ちてJR貨物しか内定をいただけませんでした。
 電力会社よりJR貨物の方が先に内定を頂いたのですが、JR貨物と選考中の電力会社の基本給、福利厚生を天秤にかけて電力会社を第一志望にすると決意。JR貨物に内定承諾を保留にして待ってもらって、電力会社の選考を進めていきました。電力会社は最終面接まで終わり、みん就掲示板ではすぐに内定の連絡が来たという報告があるものの、私にはすぐには来ず、最終面接3日後にリクルータに電話して選考結果を催促しました。
 ただ催促するだけだとただの厚かましい人間に思われてしまうので、「○○大学の○○と申します。先日の最終面接はありがとうございました。選考の方ですが、どうなっていますでしょうか?御社を第一志望で考えているのですが、第二志望のJRに現在内定を保留にして待っていただいている状況です。もう待てないと先方から連絡がありましたので早く結果を教えていただきたいのですが」と伝えたところ、「○○君を推薦しているんだけど、今まだ協議中なのよ。第二志望の会社には今週中には報告できるのでもう少し待ってもらえるよう伝えてもらえないかな?」と言われ、翌日電力会社リクルータより内定の連絡をいただきました。
 JRから内定保留を待てないと言われていたことはもちろん嘘です。大手他社で内定をいただいていることを伝えることにより他の大手企業も欲しがる人材であることを間接的に伝えることができます。また、他社が内定保留を待ってくれないから早く結果が欲しいと伝えることで、第一志望の会社であることを明確に人事に伝えることができ、優秀な人材が逃げてしまうのではないかと人事を焦らせることができます。
 すべてがすべての企業に通用するわけではないと思いますが、大手企業複数社から内定をもらっていた先輩から教えていただいた話術です。
もう十年も前の話でした。極端な作り話や嘘話はすぐばれるので止めましょう。会社の人事はいろんな情報源を駆使して学生の個人情報を調べようとするので、ちょっとでもスキがるとすぐ嘘がバレます。

結婚式で不要だったサービス3選と会場費を安くするためには

 コロナ禍でこの2年間結婚式をあげなかった新婚夫婦がなんと60%に昇るそうです。私は8年ほど前に結婚しましたが、同僚や上司を招待して盛大な結婚式を行いました。
 私の場合少しでも安く上げるために、細かな調整が可能な格安の結婚式場で挙げたたため、自分、妻共納得のいく式を挙げることができたのですが、式が終わってみてやっぱりいらなかった。契約しないで良かったサービスがあったので、3つご紹介したいと思います。
では、
1番
結婚式アルバム作成
私の場合、写真撮影だけプロに頼んで、データだけDVDに焼いて頂きました。プロに頼んだので10万円かかりましたが、アルバム作成を頼めばさらにプラス10万円でした。
結婚式までは、いろいろと気持ちが高ぶりますが、終わってみたら恥ずかしくてほとんど写真を見返していないし、今も見る気がありません。アルバムを頼んでなくて良かったと思いました。
2番
結婚式ムービー作成
妻の兄に動画撮影を頼むことで、プロに頼めば20万円かかるムービー作成代を浮かせました。これも上記アルバム同様、見返したいと思わないため、プロに頼まなくてよかったと今でも思っています。
3番
エンディングロール
披露宴の最後に、振り返りVTRとともに出席者の名前のロールが流れるやつですね。今の結婚式では当たり前といっていいほど皆さんが利用しています。よくよく考えてみたら、出席者の名前のローリングいる??? これがなければ5万円~10万円ほど節約できます。
結婚式が終わってみれば、なんであんな恥ずかしいことに無駄なお金を使ってしまったのかいろいろと後悔してしまいます。恥ずかしい結婚式の過去なんて振り返りたくないですよね。
会場費用を安くするためには
あと、会場を一番安くあげるためには、国が作った保養施設を流用した式場がめちゃめちゃ安いです。旧ゆうちょ会館とか、旧国民年金会館みたいなところ。ひと昔前に民間に売却されてリニューアルされて格安のホテルや式場に生まれ変わっているところが各都道府県に1件以上はあります。
ゼクシーでは紹介されていなかったりするので、インターネットの口コミ等で調べてみると良いかもしれません。
間違ってはいけないのは、結婚式はケチケチしてはいけません。出席者にふるまう引き出物や料理をケチると出席者は不満を募らせます。だけど、会場がオーシャンビューじゃなくて文句を云々言う人はいないですよね。私は会場費用をけちった代わりに、料理は最上級クラスを、引き出物はカタログギフト実質5000円(定価7000円相当)の品を、テーブル飾りつけのお花は生花を選びました。
結婚式は自分が満足するのではなく、出席者が満足するように工夫することが重要です。
続きを読む

偏差値50以下の理系大学生の就職先と就職先での扱い。

 偏差値50付近の大学と言えば、産近甲龍日東駒専を思い浮かべると思います。これらの大学はFランクという分類にはなりませんが、大手企業への就職は非常に難しい学歴となります。
 では、どういうところに就職しているかというと中堅のメーカーの総合職の他、○○エンジニアリングや○○ソフトウェア、○○プラント設計(○○には大手企業の名前)といった大手企業の子会社の技術職へ就職することが多いです。
 大手で就職することができたとしても、地域限定採用や、プロフェッショナル職など、現場業務や本社の下請けのような業務をすることが多く、生涯賃金は総合職社員に比べて著しく低く設定されていたりします。
 私が今の就職先の電力会社の2次試験を受ける時に、たまたま同じ試験を受けに来ていた近畿大学の学生と雑談しました。彼は、就職のために電験3種を取ったから、専門試験は余裕だったと言っていましたが、彼が3次試験に現れることはありませんでした。なぜなら、会社は最初から近畿大学生を採用するつもりが無かったからです。私は試験勉強なんてSPIくらいしか対策してませんでしたから、専門試験なんて散々な結果でしたが、リクルーターから心配ないと言われ、3次試験に進むことができました。専門試験なんてただの茶番で、低学歴の学生を振るい落とすための口実に過ぎなかったとその時初めて知りました。案の定、内定者懇親会では同期の大卒の最低学歴はMARCH、関関同立でした。
 近畿大学の彼は、本命はJR東海のプロフェッショナル職でリニアの開発をしたいと豪語していました。JRのプロフェッショナル職は幅広い大学から大量採用しているので、難易度は簡単な方だと思いますが、プロフェッショナル職でリニアの開発ができるわけないので、企業分析を誤った彼はJR東海の内定さえも取れなかったのではないかと推測されます。
 さて、話は逸れてしまいましたが、中堅メーカー技術系総合職と、大手グループ会社(大手現場職、地域限定職含む)の技術系職の大きな違いを説明したいと思います。中堅メーカー技術系総合職はちゃん大卒として扱われます。大手グループ会社(大手現場職、地域限定職含む)は、大卒も高専卒も高卒も同じ扱いを受けます。違うのは大卒の初任給が高いくらいです。大手企業から独立的な扱いを受けている優良子会社は違うかもしれませんが、親会社の下請けをしている子会社は大卒を特別扱いされていないと思います。これはどういうことかというと、学歴関係なく実力で出世していく世界だということ。JRで言うと、助役や駅長、プラントだと当直長や現場所長、メーカーだと課長、部長など。
 勤め先のグループ会社(プラントメンテナンス会社)で見たのは、仕事ができない大卒が定年間際で担当課長という役職となって定年退職していったが、全体の工事や予算のとりまとめをしきっていた当時の高専卒の課長が役員まで上り詰めたことですね。親会社側では絶対ありえない人事だと思いました。
 私が言いたいのは、最近はどこでもいいからとりあえず大学に行けば良いと安易に考えている高校生が多いこと、まとそれを良しとする親が多いことを危惧しています。やはりそれが奨学金の返済困難の問題にもつながるし、大学中退、大学卒業後の就職難、離職率の高さにも繋がていると思います。Fランク大学を卒業して、現場職や子会社に入社すると、高卒と同じ待遇で高卒と同じ仕事をしなければならず、大学4年間の授業料や下宿費用を払う分だけコスパが悪いです。ただ、転職という点では大卒はある程度有利だと思いますのでそこは補足しておきます。
 何かの学問を学びたい。勉学や資格取得に励んで希望の会社に就職したいという強い志があるなら大学へ行くべきですが、勉強が嫌いで今すぐ働きたいと考えているなら、高卒で就職の道を選ぶのも悪くないと思います。
 すべてが私の言っている通りというわけではないので、就職活動する際は、就職先の職場の大卒、高卒の割合、どういう人が出世しているかも会社説明会や懇談会等で確認してみるのも良いと思います。