就活生と忙しいサラリーマンのための情報ブログ

電力業界社員が不定期に情報発信

合同就職説明会は敢えて人が少ないブースへ行こう。

 この季節はもうすでに、合同就職説明から、エントリーシート受付や面接に移行してしまっているかもしれないので時期錯誤ネタかもしれません。
 私が、学生時代に就職活動をした経験から今の就活生にもぜひ実践して欲しいことを書きたいと思います。
 今はコロナ禍なので、どこかのイベント会場で数十社がブースを出して合同就職説明会という行事は少ないかもしれませんが、私の時代は毎週のように京セラドームや梅田のビル等で合同就職説明会が開かれていました。学生の数もゴミのようにおしかえて混雑していた記憶があります。
 開始直後はやはり名の知れた企業に人が集まり、ただ単に上っ面の会社説明を聞いて終わりなんていう光景が見られます。覚えているだけでも、テレビ局や自動車メーカー、おもちゃメーカー等におしかける学生の数はすごかったです。
 そんな中、ぜひ就活生に実践して欲しいことが、「人が少ないブースへ行こう。」です。
 人気のない会社はもちろんだけど、大手だけど一般には知られていない会社は、人気のある会社にくらべてすさまじく人が少ないです。人が少ないからこそのメリットがあります。
 1.人事と雑談ができる
 人が少ないので、人事の方と雑談のようにざっくばらんに会話ができます。給料とか福利厚生とか、どんな性格の人が多いかとか、休日の過ごし方とか、既婚率とか(笑)。 特に、職種による業務内容の違いや専門性の違いなどを聞くと良いと思います。その会社にエントリーする気がさらさら無かったとしても、同じ業界の会社を知っておくことで、どういう仕事ができるか知ることができます。
 本命でないが故に、緊張せずに話すことができます。
 2.知らなかった業界に興味が持てる
 業界研究しているつもりでも、学生が得られる業界知識なんてスズメのうんこくらい少ないです。私は会社に入社してから業界の知らなかったことを沢山知ることができました。興味をもつかどうか別として、自分の知らない世界に足を踏み込み、今まで知らなかった業界を知ることは就活に役に立つはずです。新しい業界に興味を持つかもしれないし、もしくは改めて自分が最初から目指していた業界の方が良いと思いなおすきっかけになるかもしれません。
ただし、気を付けないといけないことがあります。
ただの合同説明にも関わらず、アンケートと称してエントリーシート並に詳細な個人情報を書かせてくる会社は要注意です。全くエントリーする気がなければ、アンケートの記入はお断りしましょう。経験談として後からしつこい勧誘電話がかかってきます。かなり悪質です。また、ブースでないところで声をかけてきたり、会場の出入り口でアンケートと称して近づいてくる人にも要注意。個人情報を得る目的だったり、高額な商材を買わせる悪質な業者もたくさんいます。
合同説明はただの企業を知る機会の場
ということを念頭に置いて、企業とはほどい距離感で接しつつ、人が少ないブースで人事と仲良くなっていろいろな業界裏話を聞き出しましょう。(本命でなければ、気持ちも楽に話せるはずです。)
 上記内容はあくまでリクナビマイナビ主催の超大型合同説明会の話であって、大学主催や自治体主催の合同企業説明会は、ガチなので、合同説明会から面接は始まっていると思って会社側と接した方が良いでしょう。
 ちなみに、私は大学主催の合同説明会で今の会社の人事に顔を覚えてもらい、内定まで進むことができました。
参考になれば幸いです。