2021年3月7日に
関西電力高浜3号機が起動し、翌8日月曜日から株価があがり始め、翌9日には株価が1137円(
始値)から1190円(
終値)まで上昇しました。それまでじわじわ株価が上昇していたので、再稼働を見込んだ投資家がじわじわと株を購入していたものと思われます。
そして、3月18日は
四国電力伊方3号機の運転差し止めの決定が取り消されました。昼14時の発表だったこともあり、株価が841円(
始値)から900円(
終値)とここ1年での珍しい急騰となりました。
原発反対派は
原子力は実はコストが高いなどと批判しますが、一般的に1000MW級の
原発1基が1日稼働するだけで、約1億円の利益が出ます。新規制基準による1基あたりの安全対策費用は約3000億円と言われていますから、約10年くらいでペイできる計算です。
原発は動いても停止していても
廃炉には膨大な費用がかかります。
廃炉作業を円滑にすすめるためにも既存
原発はなるべく稼働させて
廃炉に必要な資金を捻出することが求められます。