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電力業界社員が不定期に情報発信

電力会社入社時に必須になる銀行口座

 学生時代のアルバイト時もそうでしたが、入社時は必ず給与振込口座を指定しなければなりません。電力会社を総合職で就職すると、少なからず複数回の県を跨る転勤を経験することになると思います。

 大学の近くの地元企業でアルバイトをしていた時は、銀行口座が指定されたりしていましたが、大手企業になると銀行、ゆうちょ銀行等どこでも給与振込に使用することができます。

 地方の営業所や僻地の発電所に勤務になる人にとって、給与口座はどうすればよいのだろうと悩む方もいるかもしれません。

 そこで、私がおすすめしたいのは以下の銀行口座です。

1.ゆうちょ銀行

2.住信SBIネット銀行

3.楽天銀行

4.あおぞら銀行

1.ゆうちょ銀行

 皆さんが知っての通り、日本全国どこにでもATMや窓口があります。条件なく土日祝日でも手数料無料で払戻ができるのはかなりのメリットです。クレジット等口座引落としサービスでは、困ることほぼはありません。

2.住信SBIネット銀行

ahref="https://www.netbk.co.jp/contents/"target="_blank"https://www.netbk.co.jp/contents/

 こちらは、提携しているATM(イオン銀行セブン銀行、ゆうちょ銀行、E-net、ローソン銀行)であれば、預入は常に無料。引出は月2回まで無料、他行宛振込は月1回まで無料ですが、一定の条件を満たせば、無料回数が増えます。

 預金残高が300万以上の条件だけで、ATM引出回数が7回、他行宛振込回数が7回まで手数料無料となります。また、30歳未満であれば、無条件でランク2となり、ATM引出回数が5回、他行宛振込回数が3回まで手数料無料となります。

 ほぼすべてのコンビニのATMおよびゆうちょATMで手数料無料で預入、引出ができる他、ボーナス時期になると、定期金利のキャンペーンで1年定期金利が0.15%(2020年7月時点)なのもメリットです。

 クレジット等の口座引き落としもほぼ対応していますが、一部の引き落としに対応していない場合があるので、そういう場合はゆうちょ銀行を指定すれば良いと思います。

3.楽天銀行

https://www.rakuten-bank.co.jp/

 こちらも住信SBIネット銀行と同じくらい便利なネット銀行です。提携しているATMは上述したイオン銀行セブン銀行、ゆうちょ銀行、E-net、ローソン銀行に加えて、PatSat、三菱UFJみずほ銀行が追加されます。

 ATMの無料条件は住信SBIより若干厳しく、ベーシック、アドバンスト、プレミアム、VIP、スーパーVIPの5段階に分かれており、残高10万円以上または取引件数5件以上でやっとアドバンスト会員になり、月1回のATM、振込手数料無料となります。スーパーVIP会員になるには残高300万以上、または取引30件以上必要であり、最高ランクになってやっと月7回のATM手数料無料と、月5回の他行宛振込手数料無料の権利を得ることができます。

 楽天証券口座を開いて、マネーブリッジに申し込むことで、普通預金金利が0.1%(2020年11月時点)になることも魅力です。

 引き落とし口座としての利用では、対応している企業が少ない感じです。保険やクレジット系は問題ありませんが、地方のサービス等の引落には対応していないかもしれません。

4.あおぞら銀行

https://www.aozorabank.co.jp/bank/

 普通預金金利が業界トップの0.2%(2020年11月現在)。ゆうちょ銀行ATMであれば条件なし、無制限で手数料が無料です。他行宛振込手数料についてはVISAデビットに利用が1回以上または残高500万円以上の条件が必要となります。

 現在進行中で楽天経済圏に恩恵を受けている方は、楽天銀行が良いかもしれません。今後、積み立てNISA等で楽天証券口座と組み合わせて投資を考えている人も楽天銀行がおすすめです。自分の銀行の使用方法で住信SBIか楽天かのどちらかを選んだら良いと思います。

 私の場合は、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行楽天銀行の3つとも口座を持っています。また、この3つの口座のデメリットは田舎の幼稚園の口座引落には対応していなかった点です。私はまじでこの幼稚園はクソだと思いましたが、幼稚園の引落口座のために、わざわざ地銀の口座を開設しました。今は、子供が幼稚園を卒園するまでに必要になる費用を、地銀口座にまとめて入金してほったらかし状態です。

 ゆうちょ銀行では、主に水道料金、ケーブルテレビの引落、ゆうちょ間の振込用、住信SBIネット銀行はATM・銀行振込、投資運用に、楽天銀行は投信運用に、地銀は幼稚園の引落用に使用しています。

 あと、電力会社労働組合員は必須でろうきん口座を作らされます。こちらは、強制的に申し込みをさせられる毎月積み立てと、電力生協経由の保険関係の配当金の受け取り、労働組合行事参加時の手当て等の受け取りに使用しています。

 あおぞら銀行は、口座を開設しようかどうしようか現在悩んでいるところです。これ以上口座が増えると管理が面倒くさいので…

 

 さて、たとえば、東京電力に入社して、入社時は東京勤務だったからと、都市銀の口座をメインにしていたら、いざ柏崎原発福島原発なんかに飛ばされたら不便この上ないです。

 コンビニATMを無料で使えるネット銀行をうまく利用して、無駄な手数料を払わなくて済むようにしましょう。