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小さい子供がいる世帯が買うべき車

 金融リテラシーを高めるために、車にかける金額や、乗り続ける年数、保有台数は最小限にするのは重要だという話は、前回の記事で書きました。では、車種は何が良いのかという視点で今回は説明したいと思います。
 独身で、将来貯蓄するつもりがないのであれば、自分の年収に合わせて自分の好きな車を買えばよいと思います。しかし、結婚して、子供を授かる予定であればそうはいきません。
 結婚して子供を授かる予定、または小さい子供がいる世帯にお勧めの車種は、絶対に電動スライドドア搭載車種です。ミニバンなら、ヴォクシーノアステップワゴン。コンパクトミニバンなら、シエンタフリード。軽四ならタントスペーシアです。
 もっと高額な車種もありますが、この辺りがお手頃価格だと思います。強いて言えば、新車で同レベル車種で比較した場合、ホンダよりトヨタの方が値引きが多く、安く買える傾向があります。試乗車上がりの2000km~1万キロ走行したものであれば、ナビ等オプション付きでかなりお得に買えたりします。
 電動スライドドア車種を奨める理由は、
・子連れで買い物に行ったりすると、手がふさがっていてワンタッチでドアが開閉する方が便利である点
・子供が駐車場でドアを開けても、隣の車にドアをぶつける心配がない点です。
ミニバンなんてださくて嫌だという方は、
・一般の損害賠償保険に入る
・スーパーの駐車場では、周りに車が止まっていないところに駐車する
と、念を入れておいた方が良いと思います。
なお、SUVだと車高が高い上に、チャイルドシートを載せるので子供の乗り降りが大変です。
 私の家庭の場合、妻と未就学児2人の4人家族ですが、車の保有を1台にして、車種はホンダフリードです。妻が大きい車の運転に自信がないとのことだったので、コンパクトミニバンにしました。数カ月に1回の帰省や、デイキャンプにでかけますが、荷物もたくさん載るのでとても便利で、フリードを選んで良かったと思います。
 車を買う時はシエンタと比較しましたが、シエンタの顔が気に入らなかったという理由でフリードにしました。シエンタの方がもっと安く買えたと思います。
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荷物をたくさん積んで移動することがないという家庭は、ルーミートールソリオでも十分だと思います。
絶対やってはいけないことは、残価設定ローンを組むことです。
いろいろなサイトで残価設定ローンの落とし穴について説明されていますが、やってはいけない主な理由は次のとおりです。
金利は支払い分だけではなく、総額にかかっていること(結果損している。)
・傷等により、ローン完済後、買取価格が下がる可能性があること
・ローン完済後、買取価格を下げないために、走行距離や改造等の制約が厳しいこと
一部のサイトでは、子供の成長に合わせて3~5年で乗り換える場合はお得と紹介しているところもありますし、もしかしたら、ディーラーの営業マンから、同じ理由で残価設定ローンを勧めてくるかもしれません。
 でも、よく考えてみてください。子供が生まれたタイミングでの買い替えを考えているのであれば、最初からミニバンを買って、10年以上乗り続ければよいわけです。子供が生まれて巣立つまで、最低18年です。
 また、私の経験談として子供がいると車の中も外も傷だらけになります。本当に残価価格で買い取ってくれるか疑問です。
 では、まとめます。
 ・子供がいる家庭ではスライドア車種が便利
 ・残価設定ローンは使用しない
 ・普段の用途に合わせて、ミニバン、コンパクトミニバン、軽四を選ぼう
 ・同レベル車種で比較するとホンダよりトヨタの方が安い
 ・走行距離の少ない中古車をうまく購入しよう
では、良い車ライフを。