就活生と忙しいサラリーマンのための情報ブログ

電力業界社員が不定期に情報発信

会社を辞めたくなったら開き直ろう

 私は、今の職場環境に満足まではいかないまでも、人間関係や上司に恵まれていて不満はありません。だけど、何年か前まで前の部署にいたときに会社を辞めたいと思っていた時期がありました。
■辞めたいと思った理由
・土日出勤当たり前
・残業月80時間
・毎週東京出張
・上司が糞
 上司に恵まれていたらたぶん、多少仕事がしんどくても楽しくできたと思います。当時は国への届け出資料を作成する仕事をしていて、期限までに国から認可されないと現場の工事が進まないという状況でした。国の審査を受けて、資料を手直しして国へ再申請を行うという繰り返しをしていて、土日出勤、毎週東京出張という繰り返し。出張しながらも、国対応以外の仕事も担当していたので、出張中に他の仕事もこなしながらやっていました。
 上司は中間管理職の直属の上司(副長)と、管理職の課長がいて、どっちも糞。
 副長は抽象的な指示しか出してくれず、こちらが考えて資料を作成してもダメ出しするくせに具体的にどう修正すれば良いのか指示を出してくれませんでした。さらに上の課長は、月曜日提出の審査資料の確認のために、こちらは土日出勤して資料を作成しているのに、日曜日の夕方くらいにノコノコ出勤してきて日曜日の21時頃に資料のチェックをして手直し指示。なので、朝2時くらいまで資料を作りこんで、月曜日の朝6時の飛行機で東京へ飛ぶという糞スケジュールでした。
 この後、私は体調を崩し、産業医の指示で東京出張は禁止となたったのですが、上司の私への当たりは強くなり、会社を辞めようと考えていました。
■会社を辞めるの思いとどまった理由
・技術力がまだ身についていなかったため、転職先でうまくいく自信がない
・転職先が今より福利厚生が充実しているとは限らない
・父親に相談して説得された
・仲の良い先輩が味方になったくれた
 私は技術系部署の経験を積まないまま、国対応部署に配属になったため、設計や工事の発注等の経験がなく、自分が就きたい職業に転職できるか不安がありました。
 そして、私は泣きながら父親に電話したら、片道100kmの道のりを夜中車でかけつけてくれました。
父親からの心に刺さった助言は
・本当に辞めたくなったらいつでも転職先を紹介してやるから、いつでも辞めてやるという気持ちで仕事をしてみろ
(ちなみに、当時の父親は地元では有名な会社の役員やってました。)
また、先輩社員が親身に相談にのってくれて心の支えになったのも、思いとどまった理由です。
 これ以降、上司になんて言われようが、定時以降は自分のタイミングで帰社し土日はなるべく出社せずリフレッシュ。休日に上司から呼び出しの電話があっても完全無視しました。
 おかげさまで、当時の勤務評価は最低となりましたが、自分のやりたい仕事の部署に異動することができ、結果オーライだったと思います。
 電力会社は労働組合があり、一応労働基準法は順守しているので、違法なことをしない限りはクビになることはありません。糞上司に巡り合ってしまったら、解決方法は「開き直ろう!」です。追い詰められて、急いで会社辞めて今より不利な条件の会社に転職するリスクをとる必要はありません。次の異動先または転職先が決まるまで「開き直って」対応するのが正解だと思います。
 もし、暴言などのパワハラがあれば、録音し逆に脅してやれば良いと思います。学校でも同じですが、イジメられた方が転校するとか理不尽だと思いませんか?会社でも同じ。糞上司をとことん追い詰めてやりましょう。
余談
 私が東京出張禁止になって、上司の指示を無視し続けた結果、矛先は同僚先輩に変わり、その先輩は会社に来なくなりました。